モグの家は自然がたくさん残っている郊外。東京に行こうとすると時間も交通費もかかって、それがものすごく不満だけれど、それ以外はまあまあ満足。特にお野菜。近くにまだ農家がたくさんあるから、いつでも新鮮なお野菜が手に入る。季節によって出回る野菜が違うというのを実感したのも、ここに引っ越してきてからのこと。
スーパーで野菜を購入している間は、一年中トマトだって大根だって溢れかえっていたから、特別に季節なんていうものを野菜から感じることはなかったけれど、実際には、夏の真っ最中にも「端境期(はざかいき)というのがあって、トマトやきゅうりの収穫も途切れてしまう。そんな時には、今まで手に入らない経験をしたことのない野菜が手に入らなくなる。そうした経験を重ねると、季節ごとに店先に並ぶ野菜がとてもいとおしく、自然の恵みを肌で感じて感謝の気持ちでいっぱいになってしまう。
常に欲しいものが手に入る生活、そんな生活に慣れてしまうと感謝を忘れるというけれど、その理屈がなんとなくわかる田舎暮らし。



コメントする